DARKGNOSIS

140字に断絶した世界を繋ぎ直す

闇羽龗神、女子大に立つ。

【前日譚】

11月某日、卒業研究に必要な情報が自力では集まらないため、その分野を専門にしている他大学の教授に話を聞きにいくことになりました。

この行き先というのがまさかの女子大でミッション系でお嬢様学校として有名という「アニメか!?!?!?」と叫びたくなるような設定の大学でした。

そんな場所に僕が行くわけですから先生からも

「ストーカーと間違えられないようにね(笑)」

というありがたい言葉をいただき

「そんな風に見えますかね?w」

と軽い感じで聞いたところ

「まあ、大丈夫だとは思うけど…」

というだいぶつらい感じの受け答えをされて、僕の僅か限り残っていたプライド(かつて「盛って中の下くらいの顔面はあるからワンチャンw」と評されたことある)は粉々に破壊されました、ちなみに先生は美人の女性なので倍キツかったです。

それでも開き直ってオタク顔のオタク野郎が女子大に潜入するとなるとマジで通報されかねないので、前日に髪を切りヒゲを剃り整髪を行い何とか「盛って中の下」まで持ち込むことができたと思います(自己評価)

 

【当日】

そして当日、教授と合う前に自分の研究室の先生と正門前で待ち合わせということで愛車のLet's4にまたがり「こっちから女学生のスメルがするぜぇ!!」などと叫びながら盛大に道を間違えるなどのアクティビティを行い、女子大近くのオシャレなカッフェでランチを楽しむ予定がなくなりました。

到着後まだ時間があったため、正門を出入りする女子学生たちに対し「こいつはレズ」「こいつはノンケ」「こいつは”王子”と呼ばれてレズたちから多大な支持を集めているがノンケ(しかしそれは"自認の上では"という話であり男に一切が興味ない自覚ないタイプのレズ)」「こいつは密かに思いを寄せている女性がいるが古い思想のクリスチャンで毎日、そんな同性愛者である自分を学内の教会で懺悔してる」「あっ!腕に抱きついてるレズカップルだ!文句なしでレズ!!!最高!」などと寒空の下でレズ判定ごっこをブツブツニヤニヤしておりました。

 

あわや通報されるのではないかというくらい気分がノってきたところで所で先生が到着し、敷地内に入りました。

この大学は小高い丘にあり森に囲まれているため、学外の人間は滅多に立ち入らないような場所にありました。敷地内に入ると巨大でおしゃれでエモい謎の構造物や、クソデカい教会、いたるところにある噴水、ちょっと入り組んだ場所にある森の小道など「アニメだ!!!この学校舞台にして女子大学生の百合話かけるくらいのアニメ設定だよここ!!!!!!」と言いたくなるようなヤバイ場所でした(写真を撮りたかったけど不審者ゲージが上昇するので自重しました)

目的の教授のいる建物はエスカレーターを登り、渡り廊下を抜け、謎の巨大アーチを抜け、別の建物を通過し階段を登って降りて迷路のような小道を進んだ所で正門付近の華やかさからかなり離れた場所にあり、機能だけに優れた普通の4階建ての白い建物で、散々エモい構造物を見てきただけに森に囲まれた場所で身を隠すようにひっそりとしている建物はこれはこれで趣がありました。

 

【本編】

教授は60前後の優しそうなおじいちゃんで、部屋は埃をうっすらと被った顕微鏡や何に使うのかよくわからない研究器具、積み重なった論文などで雑多としており、既に一線を引退しこの建物と同じように華やかな舞台から離れて隠居していることが伺えました。

教授は雑多の中からコンロとヤカンを引き出し、コーヒーを淹れてくれました。

そして一息ついた所で話し合いが始まり、まずは教授の研究紹介、僕と先生の研究紹介や質問と続き、1時間半ほど話しました。

その教授は今では大学内に湿地を取り戻すというプロジェクトを手がけているようで「このプロジェクトを残りのライフワークに当てたい」「中々そういう研究をやりたがる生徒はいないが、今年女子生徒が2人手伝ってくれることになった」という言葉を聞き、とうとう当記事の本編に入ります!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

は????????????????????ただでさえ小高い丘に立ってて若い男子を一切見ない女子学園(しかも教会とかよくわからない構造物とかレズたちが色々と致せそうな隠れ家的スポットも多数)で!!!?????大学内の外れにある華やかさの欠片もない森のなかにひっそりと建つ研究室の優しそうなおじいちゃんの人生最期の泥臭いプロジェクトに!?!?!?!?!?!?参加する女子学生2人!?!?!?!?!?!?!?!!?!?

りんぱなだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

おい、紀伊店のか!?!?!?!?!!?!?!?!?

りんぱなだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!ぞ!!!!!!!!!!!!!!オイ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!りんぱな女子大学生編はこれで確定ですね!?!?!?!?!?!?!?!?!?!

大学生になったりんぱな、二人は同じ女子大学に通い、エモスポットでエモイベントを起こしまくる、そんな中で二人は湿地製作中の教授と出会い仲良くなり卒業研究で彼の仕事を手伝っていくって感じですね!!!!!!!!

創作クラスタども頼むぞ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 

 

ここまでが本編です、流石に「その生徒さんはどんな方なんですかね?w」とは聞けず、脳内で大学生りんぱなの姿を脳内に思い浮かべるのみにとどめ、悶々としているうちに話し合いは終了。

その後、迷路のような構内を引き返しながら大学生活をするりんぱなの幻視をし「女子大、すげえな……………」としみじみ感じてるうちに駅前に到着し、先生と別れ闇羽龗神の女子大学ツアーは終了しました。

 

予想以上に構内を回ってるだけでも面白かったので、皆さんも女装して構内に潜入してみるのは如何でしょうか?

次回はまずありえないですが、次回があるなら教会の中や森の小道などに入ってレズ致しスポット探しを決行してみたいですね。

 

以上で報告は終わりです、オチ無しのクソ駄文にお付き合い頂きありがとうございました。