DARKGNOSIS

140字に断絶した世界を繋ぎ直す

執着

甘ったるい腐臭を放つ季節がようやく終わろうとしている。

また少ししたら、湿度の高く生温い空気が気持ちを鈍重にさせるのだろうが、この一時の安寧を素直に歓びたいと思う。

近況はいつも通りだ、忘却と狂乱のシーソーゲームをしながら少しずつ忘却へ寄っている。天候以外に語れることはない。

 

そのため以降は、文章にならなかったパラノイアポエムを吐き捨てておく。

 

【好きでもない対象への執着について】

・執着を捨てるか、対象を正しく愛するかのどちらかしかない

・おそらくきっとどこかで手段と目的が入れ替わっている

・俺が望んでいるのは勝利だけで、創作はその手段に過ぎないのかもしれない。

・散々言ってる愛の倒錯はきっと、その内の一部分なのかもしれない

 

【インターネットについて】

 ・ここは表現で表現を潰し合う戦場だ

・表現の敗者となった人間は強者のより強い”表現”の中に取り込まれる

・お前の語る愛は誰の借り物だ?

・もう消費に疲れてるんだろ? いいぜ、革命だ。

 

【ダーグノについて】

・何者にもなれる世界が、何も出来ない自分を強く自覚させてしまう

・何者にもなれない空疎は性愛か狂気でしか救えない、俺は狂気で救いたい

・シンプルな世界をシンプルに愛せるように

 

"崩壊(ダーク)"の日は近い、断絶を超え"創生(グノーシス)"へ辿り着こう。

さあ諸君、今こそ革命のときだ。

闇の中にこそ本質は在る。

運命や法則を受け入れるな。

力に驕るな溺れるな。

一切を否定し、叛逆を繰り返したその先に残る自我のみを肯定せよ。

これは、武器を持たぬ我々が武器を持たぬ我々であるための戦争だ。 

行き着く先は狂気か、性愛か、それとも忘却か。

ルーレットを回せ。