俺たちのツイッター2
何とは言わないですが最近インターネットが大荒れなせいで「Twitter2(だれも社会や政治の話をせず、毎日みんなでアニメを観たりゲームをしたりして1日がおわるマジで楽しいSNS)」へ至ることが人々の間で渇望されています。
※Twitter2概念については下記を参照
なので今回は最もTwitter2に近いと言われるSNSことVRChatについて今日はお話させていただきます。
VRChatとは?
ベースはVR空間にみんなで集まっておしゃべりするだけのゲームです。しかし、あまりにも拡張性が高くユーザーがガンガン開発に参加できるため、現在ではもはや仮想現実と言っても過言ではない状態になっているVR上のSNSです。
なんとVRコミケまで開催されており、先日は4回目となるバーチャルマーケット4が開催されました。(以下は会場の雰囲気がわかる動画、すごいですね)
バーチャルマーケット4 ワールド紹介 VirtualMarket4 World Introduction
なぜVRChatはTwitter2なのか?
3つの理由を挙げさせていただきます。
①アバターに人格が矯正されるから
理想の姿になれたのに怒りを語る必要があるのでしょうか?(反語)
これが現在のぼくです、こんな美少女が社会や政治の話をするわけありませんね。
current mood pic.twitter.com/Lv8l3mUvjR
— みはね (@fotdb) 2020年5月3日
②始めるためのハードルが高い(ように感じる)
VR機器の購入、アバターの作成や改変、コミュニケーション……等々VRChatを始めようとすると様々な障害が現れます。
結果、これらを達成できない人民(棘のある言い方をすると怠惰で貧乏で知性のないひとたち)はTwitter2に辿り着くことができません。
昔のインターネットがアングラだった理由と同じですね、広く開かれることは良いことばかりではない。
後述しますがそれらのハードルは迂回することが可能です、コミュ力すらいりません。
③リツイートがないから
リツイートは邪悪です、ボタン一つで社会に物申した気持ちにさせ、更にその”物申したくなるツイート”を外界へと拡散します。
また、物申したくなるツイートというのは誰かの怒りそのものだったり誰かを怒らせるものだったりエッチな絵だったりするので、嬉しい情報である可能性は低く(エッチな絵はうれしい情報です)結果的にインターネットに怒りを蔓延させる邪悪なボタンになってしまったというわけです。
リツイートボタンの開発者も「弾丸を込めた銃を4歳児に手渡してしまった……」とリツイートボタンを実装したことを後悔しているようです。
みなさんも「普段は面白いのにRTが社会と政治の話ばっかり……」みたいな人がTLに一人はいるかと思いますが、VRChatにはリツイートボタンはありません、よかったですね。
Q:そもそもVRChatって面白いんですか?
A:受動的に楽しむのは難しいです
はっきり言って、VRChatは簡単には楽しませてくれません(見知らぬ人とのコミュニケーションを楽しめる人なら無条件で楽しいと思うが……そんなひといるの?)
理由は「何でも出来すぎること」だと思っています。
ざっと挙げるだけでも、コミュニケーション(俺はできない)、他アバターの観察(外人のアバターはマジで面白いし日本人は可愛い)、ワールド散歩(エモい)、仮想クラブ(踊れ)、VRゲーム(何でもある)、アバター改変(可愛くなりたい)、ワールド作成(俺はできない)などなどなどなど無限に遊び場が存在します。
なので、自分なりの楽しみをまず探すところから始めましょう。
俺もTwitter2を始めたい!けど導入がわからない!
ようこそTwitter2へ。
まずはPCとヘッドセットを手に入れましょう。VR機器はなくても遊べますが、十分に楽しむために手に入れましょう。
VR機器はここ数年で頻繁に新機種が出ているため、旧機種は中古品が割と安く出回ってます、レンタルサービスもあるようなので賢く使いましょう。
様々な機種から何を選ぶかの基準は個人的には解像度だと思います、高解像度の美少女アバターを見たいなら高いものを買いましょう。
またOculusQuestについてはスタンドアロンで動作しますが、処理限界があり表示可能なアバターのポリゴン数が1/14になるらしいので注意。(PCに繋ぐことでフルスペックで動かせる)
次にVRCにログインし、アバターを選びましょう。
自作とか難しいことはしなくて結構です、VRC内ではアバターをコピーさせてくれるワールドがたくさんある(ワールドを"avater"で検索すると見つかる)のでそこから気に入ったものを探しましょう。
「オリジナルのものを使いたい!」という欲求はとりあえず無視して大丈夫です、何故ならばアバターのアップロードはunity経由で行う必要があり結構面倒です。
そこで躓くのはもったいないので自分なりの楽しみ方を見つけた後で徐々に勉強すればいいと思います。
最後に遊び場を見つけましょう、以下はぼくの例です。
写真にいつも一人で写ってるしコミュニケーションとかいうものを一切やらず、一生ワールド巡りして美少女(自分)に大興奮して自撮りしまくってるのがわかりますね。
アバターも配布物→boothで購入→テクスチャ改変→髪型改変と段階を踏んでいるのがわかります、みんなかわいいね。
これは美少女化したことにより調子に乗ってハートを書きまくるぼく。 pic.twitter.com/LiiK5R7qAd
— みはね (@fotdb) 2019年5月3日
月が4つ浮かんでる幻想的なワールドに来ても俺が一番可愛いので景色そっちのけで一生自撮りを撮ってる女(俺) pic.twitter.com/WXrKHa35Dp
— みはね (@fotdb) 2019年8月26日
VRセブンイレブンで大興奮しとる pic.twitter.com/tJQsKYfN3R
— みはね (@fotdb) 2019年9月21日
い つ も の (VR性行為を今すぐやめろ) pic.twitter.com/4YAaSvRJ5P
— みはね (@fotdb) 2019年9月29日
VRラジオ体操やってる(たのしい) pic.twitter.com/b15v94OrNl
— みはね (@fotdb) 2019年10月31日
やったぜ pic.twitter.com/zW05yK1rvq
— みはね (@fotdb) 2020年5月5日
今日のベストショット in ワールドエンドユートピア pic.twitter.com/zPbFZHc8QM
— みはね (@fotdb) 2020年5月6日
一人でワールド巡りだけじゃつまらないけどコミュニケーションに自信がない……という場合でも楽しみ方はいくつでもあり、無言勢として楽しむ方法(身振り手振りだけのコミュニケーションでも極めると案外成り立つし何よりも美少女の皮を被っているなら無言の方が可愛さを強調できるということもある)、マイクを強制ミュートにされるワールドでDJイベントを楽しむ(Silent Club | VRChat - World)、ユーザが開発した様々なゲームを楽しむなどなど色々できます。
※ゲームについてはunityでできる範囲ならあらゆるジャンルのゲームが実装可能であり、以下のように既存ゲームを丸パクリしたようなゲームもある……この無法地帯感がフラッシュゲームにハマった時代を思い出させる。
VRCとかいうのマジで何でも出来るな…… pic.twitter.com/VvEUCJcBY2
— みはね (@fotdb) 2020年1月25日
それと、なんというか。仮想現実なので当然”アレ”もある。
そう、性行為、VR性行為が………………………………………………。
この記事を書いた人とぼくはちがう人ですが、コミュ障ほど肉体接触にコミュニケーションを仮託したがるという言説が正しいことを実感しますね。
日本人コミュニティでボイスチャットに参加するのは超怖いけど、美少女のアバター同士無言でイチャイチャするのは気持ちいいので……。(以下はNPCと戯れるぼく)
天国の場所、見つけたぁ pic.twitter.com/nYYMEOuok7
— みはね (@fotdb) 2020年1月20日
これはWEGO幽狐さんとツーショ撮り納めしようとしたけど童貞なので肩に手を置けなかったSCENE pic.twitter.com/Mlz66Bsa35
— みはね (@fotdb) 2020年5月6日
と、まあそんな感じです。ここには「死んだら交代ルールでスーパーマリオ64をしていた夏のあの日」「友達数人と小遣いだし合って買ったベイブレードのスタジアム」「お母さんが誕生日に買ってくれたぼくらのウォーゲーム!のVHS」があり(たぶん本当にある)、「大人の喧嘩」「チクチク言葉」「政治ツイート」「男女の争い」はありません(これも多分ないと信じたい)。
だってみんな可愛い美少女であり、クソカッコいいロボットであり、異形のモンスターなんですから。
以上です、みなさんがTwitter2に到達できることを仮想世界から祈っています。