DARKGNOSIS

140字に断絶した世界を繋ぎ直す

Ending is Ending

就活期に書いたと思われる、本来ブログの一本目に使われるはずだった文章が発掘されましたので投下しておきます。

 

〜〜〜〜〜〜〜投下〜〜〜〜〜〜〜

どうも、お久しぶりです。闇羽龗神です。

またか……と思うかもしれませんが、そのとおりです「また」です。

まあ懲りずに付き合ってください。

そもそも前回はブログに書くネタがなくなって激寒い小説なんぞを書き始めたのが悪いんです。承認欲求とかいう難儀な病と、行動しなければあっという間に人は死ぬという恐怖を併発した結果がアレなんです。本来ブログなんて更新されない方がいいんですよ。ツイッターに書き込む程度の取り立てることのない日常を送ってたほうがいいんですよ!

………

まあ、言い訳はこの程度に致しまして本編に入りましょう。

今回のブログはそのまんま「日記」です、備忘録的に日々の雑感をメモってきます。

記念すべき第一回ですけど○職○動の話をさせてもらっていいすかね、あんまり面白い話じゃないと思うんすけどまあ「日記」なんで………(今回のブログは前回みたいに日常を見栄え良く書こう!という努力は一切しないし小説なんかを書いたりも絶対しないんでヨロ)

 

就職活動、ざっくり言って「働きたくねえ」の一言に尽きますね。

ここで今回のブログの内容の9割は終了なんすけど、残りの1割は何で働きたくねえかって話ですよね。

遡ると物心ついた頃にはもう引きこもり体質が身についてた気がしますね、外で遊ぶよりは本読んだりレゴ組み立てたりゲームするほうが好きだったし、運動神経も下の上って感じでかくれんぼ以外の外遊びは基本的に嫌いでしたね。

んで、らき☆すたというイニシエーションを経て当然のごとくオタクへと進化して今に至るって感じなんすけど、今の性格を定めたのが高校時代で具体的に拗らせたのが大学生活なんじゃねえのかなあと思います。

高校時代、色々云々は省いて結論だけ言うと人間が嫌いになってグノーシス主義に傾倒したって感じすかね。

大学時代は、それらを現実に否定されたり拗らせたりした結果「若いうちは最悪の場合でも若いというアドがあるから『精神世界サイコー!他者こわい!』してても大丈夫だけど、老いっていうリミットが次々とお前の余裕をなくして精神世界すらも破壊していくぞ」となって「積極的に生きたくないけど死にたくもねえのでそこそこ現実も頑張ります……必要とあらば他者とコミュニケーションする道化にもなります………」になりましたね。

個々のエピソードも相当数あるんすけど今回は就○活○の話がメインなんで次行きます。

当たり前の話なんですけど、どの企業も現実を頑張る少年少女を求めているようで僕のような面接対策を当日にカラオケボックスでやったりグループディスカッション遅刻するような奴は容赦なく落としてきます。見せかけのやる気でも出せる奴の方が偉いのはわかるけど、本当に働きたい人間なんて1%もいないと思うんで勘弁して欲しいです、マジ。

グループディスカッションとかいうのが特に怖かったすね、どいつもこいつも満面の笑みで心にもない賛辞を投げ合って最後に「最高のチームでしたね!」って言い合うんすよ、人間とかいうのこわすぎる……………遅刻した企業のディスカッションとかどうせ落ちるだろうし人事共に「一生学芸会ごっこしてろフェイク野郎共!!!!!!!」って言ってそのまま立ち去ろうかと思いましたね。流石にやってないすけど……

コミュニケーション重視ってのも個々の人間で出来ることなんて余程有能な奴じゃなきゃたかが知れてるし、かといってチーム組んでも協調性なかったり現実にやる気ない人間がいたら全体で士気が出ねえから「現実を頑張ってます!人間との会話ダイスキ!」って人間を優先して御社が雇いたがるってのもわかるんすけど…わかるんすけど…………マジでさあ………………

孤独なダンスホール

今日は、高坂穂乃果の誕生日だ。

先月の俺の誕生日なんかよりよっぽどめでたさがあった気がする。

平日なので普通に業務はあったが、自分の好きな娘がみんなから祝福されているのを見るのは精神に良いので良い。

 

そして俺は相変わらずだ。

個人輸入した薬をガリガリ食べながら、平日にガリガリ削れた精神を全力で回復させようとソファに沈んでいる。

ポケモンGOがとうとう配信され、楽しみにしていたはずだが何となくやる気が出ずダメだった、プラチナスターズも楽しみにしていたが未だにプレステ4を買っていないのでプレイしていない。体重も3キロ落ちた、確実にやつれてきている。

そんな中で、また絵を描くようになった。

死蔵されていたペンタブを引っ張り出し、クリスタを購入し自分に絶望したり自分を激励したりクソ感情をむき出してアニメキャラクターの絵を描いている。

砂漠に水を撒くように永遠に満たされない行為だが、楽しくはある。

今まで人生の中で、何回も下手な絵に絶望してペンを投げてきたが何のかんの絵を描くことは嫌いではないらしい。

今回、またペンを握れたのはスクフェスの小悪魔穂乃果があまりにも可愛く、あまりにもえっちだったという要因がデカイ。

俺は家賃分スクフェスに課金し、穂乃果以外の小悪魔μ'sを揃えることに成功した。スクフェスはそれ以降やってない。

 

そして、ペンを今のところ握り続けていられるのにとある友人の存在もある。

今の"体重が削れるほどに絶望した生活の中で唯一絵を描くことだけで世界に立ち向かえた"というスタイルはその友人の就活期とかなり似通っているので俺も来年には神絵師になっているという無根拠な勇気が出る、ありがてえ、そこで待ってな、すぐに追いつく。

線画交換企画を持ち込んでくれたのもありがたかった。クソ遅筆な上にショボい線画を美麗に完成させてくれたことにこの場を借りて感謝したい。

 

何か感謝ばかりを述べてると自殺する準備を整えてる人間の文章っぽくなるので、話題を変える。

俺は高坂穂乃果が好きだ。

高坂穂乃果の子供のようにコロコロと変わる正直な表情が好きだ。

高坂穂乃果の不安を全て吹き飛ばして、全てを大丈夫だと思わせてくれる太陽のような笑顔が好きだ。

過去も未来も考えず、全力で目の前のことだけを駆けていく高坂穂乃果が好きだ。

少女漫画が部屋に並べられていたり、カバンに謎のマスコットを付けていたりと普通に少女趣味なところも良い。

もちろんスクールアイドルをしているときの高坂穂乃果も大好きだ。

彼女がメロディを口ずさむたび、ステップを踏むたび、髪を揺らすたび、俺は「ヴォイ!」と叫びながら多動を開始する。最高。

 

アニメキャラに激ラブを注ぐ行為は自己願望をアニメキャラという関数を通して返り値を得てるだけの行為なのかもしれない。

だがそれで構わない、俺はこの幻想を間違いなく愛している。

ありがとう高坂穂乃果、出会えてよかった。今まで見てきたアニメキャラたちのように、いつか僕は君を忘れてしまうかもしれない。

だけどそれは君のことを必要としなくても、しっかりと前に進めるだけの力を君から得られた証拠なのだ。

だから、勝手な願いだがその日が来るまではどうか俺に寄り添って居てくれないだろうか?

 

…あぁ………高坂穂乃果…………輝かしきその存在がどうか永遠でありますように………

 

俺は踊り続けている……孤独なダンスホールで………

 

最高の夏にしようぜ

意味わからん、もう7月なんだが。

尋常じゃないスピードで時間が進んでいる、いや俺が停滞しているだけなのかもしれないが。

何はともあれ夏だ、最高の夏にしなくてはいけない。

日本国憲法にも「ジャパニーズピーポー、夏は最高にしようぜ?」みたいなことがどっかに書いてあったしな。

わかるかオタクども?クーラー全開にした部屋でアイス食って「文明最高!夏最高!」とか金で買える程度の幸福に満足してる場合じゃねえ”最高”にするんだよ。

というワケで、この一ヶ月にジャスコで買った白い自転車でサイクリングしてみたり、大須ボルダリングジムに行ったり、ペンタブ引っ張りだしてみたり、手とキッチンを発泡ウレタンまみれにしたり(未だに取れない)と労働の合間合間に様々なアクティビティを頑張ってみたが、色々なことをやればやるほどに心に潜むネガティブの怪物が「気合入れないと行動を起こせないような行為がお前の”本当”になりうるのか?」と問いかけてくるので大変厳しい。

その後、お手軽に”本当”を手に入れられるかもしれないという期待を込め、幾つか薬を個人輸入してみた。

それで、クーラー全開にした部屋でエチゾラム飲んでそのまま爆睡するなどした。

俺は体を冷やし体調をガチ崩壊させた、がバファリンを飲んだら何とかなった。

優しさは最高。世界も半分とは言わずとも4分の1くらいは優しさで出来て欲しい、切実に頼む。

そんな感じの最近です。

 

仕事の方はつまらなくは無いですが楽しいものではないです。

拘束時間の長さだけはどうにかしてほしい。

近年色々騒がれてるせいで労働時間に関するコンプラはどの業界も厳しくなっているがそれでもまだ不十分だと感じる。

イレギュラーな不具合の発生を前提としたSEという職業では、残業を0にするというのはなかなか難しい話ではあるが、休日をくれ。

土日水の3日を休みにできれば労働によるストレスは半分以下に抑えられる気がする。

てか、何なら29億年くらい俺に有給をくれたっていい。

日本国憲法にも「有給はガチ健康」みたいなこと書いてあったしな。

………

…………死にてえ。

ラブライブサンシャインとプラチナスターズに全てを賭けていけ。

 

完。

死体同棲百合を書きたかった(前編)

〜前書き(本編と関係ないので読まなくていい)〜

朝目覚めたら携帯のメモ帳に「死体同棲百合」とだけ記されていた。

記憶は無いが、アルコールの中に視た幻覚を何とか現世に繋ぎ止めようとした結果だろう。

とりあえず、深く考えるのは置いておいてふじえるに「ふじえるP(死体)と同棲する輿水幸子(生存)」とお題を空中リプライしたらエゴサで拾ってきた上に書き上げてきやがった(リンク)。

そういう経緯があって俺も「死体同棲百合」というパワーワードについて考えてきたので発表します(前置きが長い)

 

追伸

タイトルに前編って付いてるので多分エタリます。

 

追々伸

昔インターネットで読んだとある小説っぽい感じに記憶を頼りに書いた結果、後から見なおしたらそれと全く同じ構成をしていることに気づいてしまったので皆様は元ネタに気づいても黙っててください………

 

追々々伸

エタりました。 

 

~~~ここから本文だよ~~~

突然こんなことを言うと「頭がおかしい」と思われるのだろうが、私は”死体”と暮らしている。

こうやって言葉にしてみると自分でもおかしいと思うが、間違いのないことなのでどうしようもない。

私が”彼女”と出会ったのは初夏のとある週末のこと、仕事後の最悪な飲み会を終え家路を目指している途中のことであった。

若手社員からオッサン職員まで全く男というのは本当に醜い。これだけセクハラだのアルハラだの世間では騒がれているのに、逆にそれを利用してハラスメントとならないようなギリギリの行為をいかに上手くできるかというゲームをして楽しんでいるようなフシすらある。

そういったシモネタが縦の関係でも簡単に成り立つコミュニケーションだということは理解できるが、私は渦中で祭り上げられながらもそれに参加することはできず、愛想よく笑いつつも隙あらば私に構ってくるギラついた性欲に襲われないようにしなければならないという、全く楽しくないゲームを強いられている。

いっそノッてしまえばそこそこ楽しめかもしれないのだろうが、今後もそういったキャラを求められるのはかなり苦痛なのでやはり今のスタンスが正解なのだろう、たぶん。

そもそも会社の飲み会に参加しなければいいだけの話ではあるが、毎日顔を突き合わせる人間たちと距離を置きつつも日々の業務を上手くやるといった器用な立ち回りができる能力が私には備わっていないのはわかっているので、仕方なくここで平和な職場作りというものに投資をしている。ここにいるのは嫌いな人間ばかりだが嫌われるのは嫌だと思っている。

 

そんなこんなで自問自答を繰り返している内に1次会はお開きの時間となり、完全に出来上がった若い社員の男女集団が2次会の話をし始めたが、私は「帰りが遅いと彼氏に怒られちゃうんで帰ります~」という必殺の常套句を切り出し「えーっ」などと本気なのか建前なのかわからない残念がる声を背に会場をを脱出することに成功した。まあ、当然私に彼氏などいないのだが。

帰宅途中、流石に酒やら何やらを色々飲み食いしていたため高揚していたのか、ふと「ブランコに乗りたい」という衝動に駆られ、家の近くにあるところどころペンキの剥げたブランコと鉄棒、それにベンチが2つ程揃えられた最低限公園と呼べるような場所にやってきた。

昼間は近所の親子連れがそこそこいる印象だが、流石にこの時間ともなると誰も居ないようだ。

改めて周囲を確認し人がいないことを確認すると、私は公園内に入りまっすぐ歩きブランコの前に立った。

ブランコに乗るなど何年ぶりだろうか、かつての記憶よりブランコが一回り小さく見える気がする。

私は、錆でざらつく冷たい鎖につかまり、足場に上り窮屈なヒールを地面に脱ぎ捨てた。

そして、私は記憶を頼りに足に力を込めてブランコを揺らし始めた。

意外にもブランコは記憶通りに簡単に揺れ始めた、そのまま漕いでいくほどに初夏の風が私の髪を揺らし肩口を撫で、若干汗ばんだ肌に心地良い。

さらに強く漕いでいくと、体は加速していき重力から解き放たれ自由になっていく。

揺れの頂点の瞬間には星が見えた、このまま漕ぎ続ければ星に届くのではないかと錯覚すらさせた。

端的に言えばあまりにも楽しかった。子供用の遊具でここまで楽しくなれるとは思っていなかった。

私は更に強く漕いだ。地面と星空が視界で交互に揺れ、手に握った鎖はギシギシと音を立て始める。

揺れの頂点で鎖がほぼ水平になるころ、何を思ったのか私は星空に右手を伸ばしてみた。

その瞬間バランスを崩したブランコが暴れだし、私は星を掴むことなく宙に投げ出された。

私は宙でもがきながら、生命の危険の瞬間に訪れるスローモーションを存分に利用して後悔と反省をしている内に見事地面に叩き落とされた。

全身を強打したものの、慣性を残したブランコに脳天をぶち抜かれることもなく運良く怪我なく済んだようだった。

「いたた…」と愚痴りながら立ち上がり、スーツについた砂を払いヒールを拾い上げると、少しだけ笑っている自分に気がついた。

「たまにはこういうのも悪くないかも……」と呟き、痛みが引くまでブランコに座って軽く揺られた後、改めて家路を目指すことにした。

……のだが。

人がいないと思っていたはずの公園に予想外の来客がいることに気づいてしまった。

いや、暗くてそれはよく見えないので見間違いであるのかもしれないが、入口の真横にある入ってくる時には死角であった場所のベンチに横たわった人影のようなものが見えた。

公園のベンチで寝て夜を過ごすような人間が善人である可能性は著しく低いが、横を通らなければ外に出ることは出来ないし、それは小柄な人影であったので、最悪襲われても何とかなるだろうという思いと少しの好奇心からゆっくり慎重に近づいた。

 

ーーー時間が停止する感覚。

 

そこには天使がいた。

 

公園の弱い光の中ですら輝く腰まで伸びた透き通るような金髪。キメの細かく汚れの無い月光のような白い肌。幼いが整った顔立ち。

人影は白いワンピースを着た中学生くらいと思われる少女だった。

少女は、天使と呼べるほどに完璧だった。

 

いや、だが本当に天使であるならば小汚い公園のベンチに存在していいわけがないだろう。

私は少女に「キミ、起きて」声をかけた。

反応はない、深く眠っているようだった。

それにしても、美しい。この世のありとあらゆる穢れを取り払い固めたらこのような少女が生まれるのだろうか。

しばし、見つめても反応がないのでもう一度声をかけた。

だが相変わらず、反応が全く無いため腕を軽く突っつき起こそうとした。

「ッ!?」

驚いたのは私の方であった、少女の腕は確かに人間らしい弾力を保有していたものの、おおよそ生物とは思えない、まるで”死体”であるかのような温度であった。

そして、少女は突っつかれてもピクリとも動かない。

私は恐る恐る、嫌な予感を胸に少女の冷たい頬に手を当て呼吸を確かめた。直感は色濃く確信へと変わった。

震える手でスマートフォンを取り出し、何とか110と119をコールすると「すぐ向かうので10分ほど待っててください」とのことだった。

そうして10分間、公園に私と少女の死体が取り残されることになった。

この場を今すぐ逃げ出してしまいたかったがそうもいかない、なるべく少女から目を反らし時間を待つことにした。

「しかし何故…」

1分も立たずに興味が思わず口をついてしまった、こんな近所のちびっこだけしか来ないような公園にこの辺りで全く見かけない(この辺りどころか世界中探しても見かけない)ような少女が死体になっている。

思えば外傷などもなかったような気がする、ますますわからない。

私は思わず、少女の方を向いてしまった。

少女は先程と全く変わらない格好で死んでいた。

いや、そもそも死んでいるのだろうか。

少女を死んでると認めるにはあまりにも美しすぎた。

記憶が定かならば、元は人間とはいえ死体は所詮肉塊なので凄まじいスピードで腐っていくらしい。が、少女にはそのような腐敗は見られなかった。

風が吹く度にさらさらと彼女の髪は揺れた、それだけでも彼女に表情というものが現れているようで、死んでいるという事実が薄れていくようだった。

彼女はこれからどうなるのだろうか。もし本当に死んでいるとするならば死体は警察に引き取られてしまうのだろうか。

最後に、私はどうなる?この場合第一発見者として色々取り調べを受けることになるのか…?面倒なのでは…?

 

………

…………

「私…今日はどうかしてる…!」

少女の死体は私の部屋に運び込まれていた。

警察と救急には大変申し訳無さそうに「勘違いだった」と謝罪をした。かなり怒られたが実際はもっと悪いことをしているので逆に「してやった」という気持ちが強かった。

何故、ここまでして彼女を欲しいと思ったのかと聞かれたらただ少女が美しかったからとしか答えようがない。

思えば24年間色恋沙汰と無縁であったし、案外実はアッチの気があったのかもしれない。

まあ、そんなのはどうでもいい。

結局何もわからなかったが、彼女は私のモノとなった。これは事実だ。

彼女をソファになるべく楽な姿勢になるように安置させた、肉体は相変わらず冷たかったがそれでも腐敗したような匂いは一切なかった。

これまた、唐突な思いつきなのだが彼女にキスをしてみた。お伽話でよくある復活の魔法だ。

だが、彼女は目を閉じたまま無表情で何も起きない。

何故かその無感情さが私を妙に興奮させた、私は彼女のワンピースの肩紐をずらし肩を露出させた。

私は、

 

~~~本文ここまで~~~

飽きた、飽きすぎて秋田県になった。

どっちかてーと後編の方が書きたかった内容が多いのでたぶんエタらない、たぶんな。

オイオイw此処は地獄かぁ?w

近頃、若年性アルツハイマーにかかったのかと疑うくらい記憶力が欠如し始めている。

というよりは”記憶に留めておきたいほどの現実がない”と言ったほうが正確なのかもしれないが。

と言うのも、先週くらいの記憶が殆ど残っておらず平日ならまだしも昨日(土曜日)おこなった事すら思い出せない。結構ヤバイ。

どうしようもないので、せめてこうやってブログを残して”何かした”という気分になろうとしている。

が、かつてほど「”何か”をしなきゃいけない」という強迫観念が薄くなっており、ブログを残す意味があるのかすらわからない。

わずかに残った「このままニヒリズムに堕ちてはいけない」と危惧している僕がこうやって文章を書かせている。

 

10代の頃は”自己完結した世界”といったものに憧れを抱いていた。世界の有象無象に左右されない完全な精神を持ち、完全な自由を手に入れたいと願っていた。

そして大学生の頃、ダークグノーシスなどという似非宗教ごっこをして「死のリミットが人々を狂わせる、しかし俺たちは永遠存在にはなれない、ならば死を知覚しないように獣が時間などというものを考えないように我々も過去や未来というものを切り捨て、目の前に確かに存在する今だけを最高に生きていこう」などという哲学を振りかざし自己完結した世界を目指そうとした、しかし持ち前の小聡さのせいで普通に卒業して普通に就職するのが一番楽だと気づいてしまい、クソ情けなくも就職という名の自分への最高の投資をしてしまった。

労働は最高だ、社会的身分と生きる理由(金)を同時に与えてくれる。

だから仕事以外の時間は完全に死んでいい。

”何か”をちゃんとやっているんだから、それ以外の時間に”何か”をする必要はないだろ? なあ?

このままだと行く先は趣味も何もねえ金だけは持ってる、ブサイクな冴えねえオッサンだ。

なんで俺は何もしてねえのに時間は進んで俺は老いてくんだ?バグってんじゃねえの?どうしろってんだよ?趣味?そんな都合いいモンがあればクソッタレの世界に中指立ててねえよぶっ殺されてえか?

 

……

………あー何か支離滅裂になってきた、俺が言いたかったのはこういう話じゃない。

結局この記事で何が言いたかったっかって―と「月曜日キッツい。」

以上です。おわり。

Dark Gnosis

久しぶりのブログ更新ですがそんなに語ることはないです。

大学卒業時点でエンドロールが流れた僕の人生の先には広大な虚無だけが広がっていました。

現在僕はその空虚を労働が占めてしまわないように、空虚の中に天海春香さんとの新居を建てました。

まあ、そんな感じです。

現在に願いを託した過去の自分も、叶えたかったはずの未来の自分もいつのまにか霧散し、ただただ車輪のように間違いのない現在だけが巡っている。

本当に何もない、繰り返される行為は止まってるのと変わらない。

だが、着々と老いていく体だけが死というリミットを告げている。

だから焦る、どうせ死ぬならせめてこの繰り返しから逸脱し一歩でも進みたいと。

だが強固に作り上げられたシステムに存在するのは繰り返しと条件分岐だけだ。

資本主義というあまりにもデカすぎるこのシステムから逃げることはできず、小さなbreakの先にあるのはより大きな枠組でのwhileが待っているそしてまた小さなwhileへと投げ込まれていく。

死ぬしかないのでは……

 

……

……………やめよう、今回したいのは社会つらいだとかいう議論ではなく、現実に対して偶像(アイドル)が輝きすぎている。そういった話をしていきます。

人間は現実への不満を脳内の物語で補う(妄想とも言うが)生き物らしいです。

なので極論を言えば、脳内に紡がれるその物語があまりにも完璧であるとき、現実なんてものはどーでもよくなるワケです。

数々のアイドルアニメをここ一年くらいでガンガン視聴したのでメキメキと俺の物語は成長し、とうとう俺は一瞬のきらめきが永遠になる世界観を知ってしまったのでした。

永遠とは停滞じゃない、俺は果てのその先にある輝きの向こう側を目指し続ける女の子を知っている。

現実以外のREALがそこにある。

俺がマクスウェルの悪魔だ、俺の”観測”がより物語を強固にし現実は全てFAKEになる。

そして軽やかに現実を乗り切っていけば、俺の物語は完全に完成し第二のエンドロールが人生に流れ始める。

俺ならば現実そうやってやっていくだけだな

 

 

うん、明日は金曜日。

頑張るね、春香。

おやすみ、春香。

fin.

ライフイズストレンジの感想と宣伝

今回はLife Is Strangeの感想と推しポイントをネタバレがないようにまとめた新規向けの記事だ。

 

書きたいことは多いがとりあえず定石通りゲームのあらすじから書いていく。

公式サイト(リンク)によると

『Life Is Strange』 はプレイヤーの選択によって物語の内容が変化するアドベンチャーゲームです。主人公は、オレゴン州の田舎町にある高校で写真を学ぶマックス。突然、時間を巻き戻す力を手に入れた彼女は、5年ぶりに再会した親友のクロエとともに、女子生徒レイチェル・アンバーの失踪事件を調べ始めます。

とのことで、公式サイトからこのゲームを知ったなら「今更タイムリープ物かよ!!化石か!?」と、散々タイムリープものを嗜んできた我々オタク達には二秒で興味が冷めてしまう代物だろう。

だが、待ってほしい。そんな理由でこのゲームをスルーしてしまうのは非常に勿体無い。スルーした瞬間に君はLife Is Starangeをプレイしたことのない側の人間として一生を終えなければならない。

つまり自殺と同義だ。

俺は君たちの自殺を食い止めるべく、この記事を書いているのでぜひ最後まで付き合ってほしい、少なくとも君たちがツイッターを眺めてる時間よりはマシにして見せるから……。

 

Life Is Strange ― 何度やり直しても何かが欠けてしまう青春物語

外部ブログだが、上記の外部リンクに概ねの概要がまとまっているのでこれを読んで”感じる”ものがあったならこの先は読まなくていい。時間の無駄だ、今すぐsteamでLife Is Starangeを買ってもいいしPSstoreでLife Is Starangeをダウンロードしてもいい(PS3,4どっちも対応)。とにかく急げ、我々の人生は巻き戻らない。

 

ここから先は僕のLife Is Starange激推しポイントをまとめていく。

まず、時を巻き戻す能力を上手く用いた「物語をトゥルーエンドに導かせていく」のではなく「物語に気づかせ、それを操作する権利を与えられる」というゲームシステムを推したい。

このゲームの明確なゲームオーバーは主人公の死、もしくはヒロインの死のみである。それ以外の人間が死のうと人間関係がこじれようと全く関係なく物語は続いていく。

そして時を巻き戻したとしても選べる現実は常にひとつだけである、例えば道を歩いていたら他人が交通事故に合う瞬間を目撃したとしよう、我々はこのとき正義感のために時を巻き戻して忠告をしてもいいし、相手が嫌いな奴だったなら「ザマあみろ」とほくそ笑んで無視してもいい。

結果、その後の物語は事故から助けられた彼とともに進むのか、事故で死んだ彼の不在で進むのか決定する。そういった選択肢を積み上げていき自分だけのLife Is Starangeを作り上げていくことができる。

そして、そもそも事故の瞬間に気づかず時を巻き戻して操作できる物語があったことにすら気づかない場合もある。その場合は各エピソードの最後に存在した物語の分岐と全世界のプレーヤーが選んだ結果の%が表示されるので「あーそんなことができたのかー!」とか「やっぱりこの選択肢を選んだ人間は少ないな!」とかクソうるさいオタクをしながら物語を自分で操作したという実感が得ることができるのだ。

RPGエロゲーをやってる人間ならわかると思うが「おつかい」であったり「やらされてる」という感覚がないのが本作の偉大な点というわけだ。

そして、各々の選択肢も先ほどのように単純でなく一方を取れば他方が成り立たないという場面や、本当に時を巻き戻すべきなのか考えなければならない場面が多くあり主人公と一緒に時間を巻き戻せる能力を持つ故の葛藤を味わえ、自身の正義感と向き合えるだろう。

「選び直せる」というのは過去に戻ることができるだけで未来に進むためのものではない。

超能力を手に入れようとも未来に進むためには自分の選択に覚悟と責任が必要なのだ。

 

そして、何といっても世界観が醸し出す空気は特有のエモさを秘めており、しかも百合要素アリだってんだからもう君たちはLife Is Starangeをやるしかない。良かったなあ?

少しずつ金と権力で汚染されていく小さな港町、強烈なスクールカーストに支配された学校、不良と化し変わり果てた友人との再開、静かに歪んでいく日常の中で取り戻していく友情と思い出、それでも取り戻せないパズルの最後の1ピース…

こういった激エモシチュエーションの数々を詳細に作りこまれたオブジェクトやフィールド、手書きのような淡いグラフィック、アコースティックなBGMなどが演出する。そしてその演出の全てがクッソ丁寧に作られており、その全てにストーリーがある、その作り込みに俺は常に号泣しながらプレイをした。

百合要素があると言ったがもちろんノンケに進むこともできる、それも君の選択し次第だ。俺は迷わずマックス(※主人公)にクロエ(※ヒロイン)とキスをさせた。

プレイ時間は初回プレイでも30時間もあれば終わってしまうボリュームだが、プレイ後には一生消えないノスタルジアが心に刻まれるだろう。

 

何はともあれ、気になったのなら是非プレイしてほしい。

その決断が君の人生において良いバタフライエフェクトとなることを期待している。

もしプレイするのならば英語音声日本語字幕でプレイしてほしい、翻訳でワンクッション置かれていない製作者や声優の熱量を感じてほしい。

 

とにかく本当に、本当に美しいゲームだった………

 

以上です、感想書くって難しいな…上手くまとまらなかった……

まあ興味ある人はエピソード1だけでもいいんでライフイズストレンジをプレイしてください。

 

ライフ イズ ストレンジ

ライフ イズ ストレンジ