DARKGNOSIS

140字に断絶した世界を繋ぎ直す

破滅と祈りと日記

ドテン※1をするかどうか決めるために投げたコインは表を示した。

だから俺はポジションはそのままにすることを決めた。

(※1 売り買いのポジションの逆転)

 

いまこの文章は、借金とNISAの150万円を合わせてぶっ込んだFX口座が空になる瞬間までの暇つぶしとして書いている。

負けの反省はひとまず置いておく、才能も努力も足りていないと言うだけで十分だろう。

 

明日を生きる金がないわけではないが”敗北”という事実はどうやらメンタルを強く苛むようで、ファッション鬱病で休職を勝ち取った俺だったが、相場で敗北しながらじわじわと消耗し、精神薬頼りの生活を本当に送るハメになってしまった。

まあしかしきっと悪いことではないとは思っている。

正確に言えば、良し悪しとは物事に対するラベルでしかなく真に恐るべきことはラベルすら貼れない凡庸(flat)な人生を送ることだ。

何度金銭的な破滅を迎えようとも、バイクはまだあるしキャンプ用品だって揃っている。ハイスペックパソコンさえも所持しているのだから金銭などなくとも刺激(edge)のある人生は送れるだろう。

タワマンで寿司を食べる夢が潰えたのは残念に思うが、代わりにキャンプ場で道中に買った名産を食していきたい。

だが、ギャンブル依存症についてだが、これはおそらく治らないだろう。

こうやって鬱状態になってる時点で健康には確実に良くないのだろうが、言い訳を並べたように、本当に失いたくないものまでは賭けていないし、ギャンブルは楽しいのだ、悔しいほどに。

 

このまま職場復帰の気力がわかずに職を失えば最低限の生活すら怪しくなるかもしれないが、そのときはドライアイスを強めに吸ってサクッと逝きたい。

 

さて、なんて書いてたら150万円はなくなってしまった。

通算700万円、少し信じがたいな。

睡眠薬が効いてきている、寝て起きたら今回の狂乱も幕を閉じるだろう。

その先のことは、長距離ツーリングでもしながら考えたい。

 

以上、近況報告と言い訳と日記だ。