DARKGNOSIS

140字に断絶した世界を繋ぎ直す

脳を電子レンジにブッ込め!!

手癖で綴る自分語りシリーズ2020年7月号

 

最近寝付きが良くないのでハイプロンを飲んでいるのだが、副作用で気持ちが甘々になり(俺はこれを”赦され感”と呼んでいる)、タイムラインで泣き言を喚きちらす最悪な赤ちゃんになってしまう。

そのため、朝起きたときに頭を抱えながらツイ消しするのが日課となっている。

理性が残っているときは眠りに落ちる前にツイ消しをしているようだが、健忘の副作用もあるため朝起きたら記憶にないツイートのせいでフォロワーが減っていたり、謎の慰めリプライが来ているということがある。

 

今週はそういう日があり、デカめの発狂をやらかしたようで朝起きたらフォロワーがまあまあ減っていた。

何を呟いたのかTwilogを掘ってみたが残っておらず(ツイ消ししてもタイミングが良ければログは残る(Twitter裏技))「やらかしにゃんな~」と思いながらその日は普通に出勤した。

 

帰宅後、ゴミ袋にクロッキー帳がブチ込まれているのを発見した。

そのクロッキー帳は2018年、つまり頭文字Wを捨てた年に使っていたものである。

流石に「いつまでこのネタ擦っとんね~ん(笑) 」という気持ちだったので、そのまま焼却場送りにしても良かったのだが、かつて自分は何を考えていたのかという疑問が沸き起こってしまい、クロッキー帳をゴミ箱から引っ張り出し開いてみた……のだが、清々しい程に白紙だった。

本当は何かが残っていたが、稚拙で見るに耐えず破り捨てたのではないかと疑ってみたのだが、そのような断片は見つからず、本当に何も書かれていなかったのだということがわかった。

昨日の発狂はおそらくこれだろう、笑うしかない。

 

当時は偏執病に陥る程度に創作をやっていたという思い込みがあったのだが、それは誤りだったようだ。最初から何も成していないのに、過ぎ去る年月が自尊心を肥大化させ2X年生きた成果を捏造していたのだ!

恐ろしい話だ、ガソリンを撒いていたのは俺だったかもしれない。

「盗まれた!」と大声を出したくなる気持ちも理解できますよ、自分の物だと思って大切にしてた物語に他人の名前が書いてあったらそりゃ発狂しますわな。

自分の場合は大切だと思っていた所から間違っていて、何でもいいからそれっぽいものに自分の名前を書きたかっただけなのだが……。 

振り返れば本来、運命を駆動させるために申し込んだコミケであったが、それは意図せず「自分の生涯は虚言まみれでした」と認めざるを得ない状況に陥らせた。故にワナビにすらなれない自分と、それを埋葬する自分に分裂することで身を守ろうとしたのだろう。軽い統合失調症だ。そして結局運命は駆動しなかった。かわいそうに。

結局タイムラインにはどのような嘆きが綴られていたのかわからないままだが、大体上の文と同じことを言ってたのだと思う(なんせ狂っても俺は俺だしな)

 

……まあとにかく、日々は祈ることばかりだ。

クソッタレな現実がブッ壊れることを、予め失われた青春が美しいことを、狂気が運命を駆動させることを。非実在少女の幸福を、愛を。

はやくここから連れ出してくれ! 狂った全てをブッ壊し!停滞した全てを駆動させるネアカの美少女よ!! いつか救われるその日まで!俺は!!脳を!!!電子レンジに!!!!ブッ込んで!!!!!祈り続ける!!!!!!

 

…… 

…………

……………………私の頭が爆発する時間ですね。良い一日でした。